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3/19のSum 41名古屋公演中止について

 今日はポケモンではなく、私の好きな音楽について語りたいと思う。

 今回の内容は、シリアスで今の自分の気持ちをありのまま記事に表すため、ナーバスになっている部分がある。ファンによっては不快に感じるかもしれないが、今の状況を表さないと気持ちの整理がつかないため、ここに書き記す。

 さて、本題に入るが、タイトルの通り今週の3/19に予定していたSum 41の名古屋公演がヴォーカルのデリックの喉の不調により中止になった。

 この件についてXで様々な意見が飛び交っている。デリックを労るポスト、残りの広島、福岡、大阪公演が無事になってほしいと願うポスト、まじか、辛いとシンプルに悲しい気持ちを表すポストといった当時の引用リポスト、タイムライン上では悲痛の嵐で溢れている。

 一方、私はどんな気持ちなのかと言うと正直デリックには同情できなかった。ライブにはPunkspring2012とシカゴで行われたRiot Fest2018の計2回に参加したが、サムのことは2011年に姉からBlink-182と同時に聴かされて以来、現在に至るまで聴いてきた。お気に入りの曲はPieces。

 話を戻すが、この記事を見た方はなぜ同情できないのか、なぜ素直に労ることができないのかと疑問に思うのは当然の反応だと思う。それについて私自身の意見を述べたい。

 まず最初に、公演ギリギリにキャンセルの報告をしたこと。これにより、誰よりも早く物販に並んだファンのみならず、仕事を切り上げて急いで会場へ向かったファン、遠方から遠征しにきたファン、名古屋公演のみ参戦するファンなど悲しみに暮れたファンの数は計り知れないと思う。

 次に、Sum 41が更新したFacebookの投稿について。要約すると名古屋公演ができなかったことに対する謝罪、公演キャンセルとなった原因について、名古屋に対する思いについて投稿されていた。この投稿を見た時、私はデリックが責任転嫁な人間なんだなと疑いたくもない人間性を疑ってしまった。投稿の内容には、冷房がデリックにとって演奏している際の妨げになるため、ショーの途中に会場側へ冷房の停止を申し出たが、会場側は拒否したため喉が不調になってしまい、名古屋公演当日には歌を歌うことができない状況になってしまったという投稿だが、これについて言いたいことがある。

 まず、冷房をつけるとショーの妨げになることをデリックは事前に会場側と相談できなかったのかと思う。デリックをはじめ、Sum 41はこれまで世界の様々な場所でライブ、ツアーを敢行してきたバンドで、ライブ、ツアーに関しては百戦錬磨の組織だと思う。母国とは違う天候、文化、雰囲気をこれまで私が想像する以上に経験してきたプロのロックバンドだと私はそう思う。日本にも何度か来日したことがあり、どのような感じで盛り上がるのかある程度予測できたのだと思う。その為、何かハプニングが起きる前にリハーサルの時点で会場側と上手く連携できればこのような状況を回避できたのではないかと感じるが、それを会場側に責任を擦り付けるようなこの投稿には失望しかない。ファンの中にもZepp横浜の会場側は何をやっているんだと会場側を非難している投稿も見られたが、これは会場側もSum 41もお互いが連携を取れてなかった行動により招いた結果であるため、どちらか一方が悪いのではなく、お互いに責任があるのだと感じる。

 次に、名古屋公演がキャンセルになってしまったお詫びの投稿をXの方に投稿しなかったこと。私はSNSに関してはXとYouTubeくらいしか利用していないため、Facebookで投稿されたキャンセルとなってしまったお詫びの投稿は知らず、知ったきっかけとなったのが、名古屋公演を楽しみにしていたサムのファンによるスクショである。どういう理由でお詫びの投稿をXに投稿しなかったのかは知らないが、公式アカウントがある以上はキャンセルとなった旨をFacebookからコピペしてでも投稿して欲しいし、少しでもファンへの思いや誠意があるのであれば、自分たちの書籍を宣伝している場合ではない思う。

 正直、こんな終わり方は納得できないし、デリックにも会場側にも今回の件で失望してしまった。サムに関しては曲もアルバムも好きだし、Sum 41問わず、好きなバンドに関してネガティブな事やマイナスな事は言いたくないが、今回はサムのことが好きである以上、見逃すことはできなかった。

最後に、名古屋公演を楽しみにしていた方々へ。突然の事で心中お察しします。今後、たくさんの幸せがありますように願っています。